どすこいみいちゃんパンやさん:町田尚子著のレビューです。
どすこいみいちゃんパンやさん:町田尚子(ほるぷ出版)
感想
ねこがパンのきじをこねる姿って想像できますか?
もしかしたら、ねこを飼っている人は簡単に想像できるかもな~って思います。
わたしはねこのみいちゃんのきじをこねる姿を見て、あ~なるほどな~って!
グーパーグーパーきじをこねる
グーパーグーパーってね!この動き見たことがあるもの。
マッサージが上手そうだなって思っていたけど、
そうか、パン屋さんもイケるね。
―――なんて思ってページをめくっていくと、
みいちゃん、どんどんおすもうさんっぽい動きをしてるじゃないですか。
きじをこねている後ろ姿も、
パンをオーブンにいれるときも、
そして、パンが焼けるまで、休憩している夢の中も、
って。。。みいちゃんパンやさんなのに、なぜにすもう?
という、謎は謎のまま。
けど、その姿がやけに凛々しくて、ついつい見入っていしまうです。
そして、出来上がったパンはお店に並べられ、
今度は店員さんとしてのみいちゃんが登場。
その目はますます....。
さぁ、みんなも、どすこいみいちゃんパンやさんに行ってみよう!
人気があるみたいだから、朝早く行った方がいいよ!
対象年齢
4歳から。でもこのドキドキ、ワクワク感は大人も楽しい。
町田尚子プロフィール
1968年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。
作品に『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)、『ネコヅメのよる』(岩崎書店)、『さくらいろのりゅう』(アリス館)、『ねことねこ』(こぐま社)、『だれのものでもない岩鼻の灯台』(山下明生・文/絵本塾出版)、『いるのいないの』『あずきとぎ』(京極夏彦・作/岩崎書店)、『マッチうりのしょうじょ』(やなぎやけいこ・文/フレーベル館)、『なまえのないねこ』(竹下文子・文/小峰書店)、『町田尚子画集 隙あらば猫』(青幻舎)などがある。(Amazonより)
町田尚子直筆入りサイン本
合わせておすすめ
町田さんはわたしたちの知らないネコの世界を描くのが上手い。「ネコヅメのよる」を読んだ時の軽い衝撃は、今でもしっかり覚えている。ネコたちの夜の世界へ~~。