えほんの本棚

おとな目線で読む絵本の世界をご紹介します

【感想・あらすじ・レビュー】おすしがふくをかいにきた:田中達也

 

 

おすしがふくをかいにきた:田中達也著のレビューです。

おすしがふくをかいにきた:田中達也

感想・あらすじ

もうタイトルだけで「おもしろい確実」とも思えたえほんーー☆

まずは、表紙を見て見て!

 

 

このイカツイおすし(笑)

そして、よく見るとビルが.....。わぁーー、お皿が重なっている~~~。

醤油さしも、お洒落な建物になっているねぇ。

 

ということで、表紙だけでも色々な発見があるわけですが、

このえほん、主人公はどうもおすしだけじゃないんですよ。

 

いろいろな食べものや、モノが買い物に行っているんです。

ネタバレになるから書きませんが、その様子がすごく楽しい!

どんなものが、何を買うのかも含めて、見ているだけでウキウキが止まりません。

 

そしてお店の様子も、私たちの身近なものを使って作られている。

 

....と、ここにきて気づいた。なにかこの楽しさに見覚えがあると。

そうだ、そうだ、この感じ。作者の田中達也さんのお名前も思い出しました。

 

それがこちら。

 

田中達也さんは日常のものを使ってちいさな世界を生み出す方。

なんと今回、えほんまで作ってしまったということだったのですね。

田中さんの世界とえほんの相性の良さは抜群です。

 

ということで、約9年ぶりに田中さんの作品に触れ、再び、わくわくした気分を味わいました。

 

対象年齢

2歳~ということですが、ユーモアたっぷり、大人も子ども楽しめる一冊ですよ。

田中達也プロフィール

ミニチュア写真家・見立て作家。
1981年熊本生まれ。2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を開始。以降毎日作品をインターネット上で発表し続けている。主な仕事に、2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバック、2020年ドバイ国際博覧会、日本館展示クリエーターとして参画など。Instagramのフォロワーは350万人を超える(2022年3月時点)。

合わせておすすめ

グッズ販売

おすしがふくをかいにきたのグッズもあるみたいですよ!白泉社さんの公式ページです。