ちいさなりすのエメラルド :そのだえり著のレビューです。
感想・あらすじ
やぁ~~、りすの出て来る物語はたいてい可愛い(笑)
絵本とりすは最強な組み合わせのような気がします。
私はりすとかうさぎが表紙を飾っているものは、漏れなく図書館で借りて来ます。
まるで、ハンターのように見つけたら、その本にまっしぐら!
さて、今回は「エメラルド」って名前のりすちゃんの話みたいです。
表紙のカラーも素敵です。そして、この子、すでに本を抱えていますねぇ。
物語はエメラルドが寝るシーンからはじまります。
どうやら寝る前にいつもうさぎのガーネットに本を読んでもらっているみたいです。
(なぜ、うさぎと同居?おかあさんは?・・・なんてツッコミたくなったけど、それは置いておこう)
本を読みはじめてすぐに、ガーネットは急な仕事で出かけなければならなくなりました。
ひとりになったエメラルド。なかなか眠れません。
そこで本の続きを読もうと思うのですが、どうやら文字がまだちゃんと読めないのです。そこで彼女は、近隣の家を渡り歩き、絵本の続きをいろんな知り合いに読んでもらうのですが・・・・。
くふふ、と思わず笑ってしまったのは、三匹のこぶたちゃんの家に行った時のシーン。
エメラルの行動が、本当に可愛らしい。
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本の続きが知りたくて、ついつい読み耽ってしまう夜。エメラルドの気持ち、読書好きならきっと解るはず。けど、小さなエメラルドが暗い夜道を歩いてることに、ハラハラしちゃいました。幸いエメラルドの住んでいるところは、みんな優しい動物たちばかりで良かった。
そうそう、エメラルドの読んでいた本の内容は、わたしたちも先を知りたくなる内容なんです。ラストがわからないまま、エメラルドの話は終わってしまうので、「えーー」ってなったのですが、心配は無用。ちゃんと表紙の裏に全編が載っていました。この話もハッピーエンドでとても良かったです。
あら?もしかして、私自身がエメラルドになっていたのかも?と、最後に気づかされたりして・・・(笑)
エメラルドはシリーズ化してゆくのかしら?すでに「さがしもの」が出ているようです。また読まなきゃ!
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