ごみじゃない!:minchi著のレビューです。
ごみ箱にポン!と捨てるそのごみ。
ちょっと待って!もしかしたら、それごみじゃないかも?
こどもの創作力は無限大。 使い終わった何かを再利用させる能力は大人以上のものがある。
むかし、こどもだった頃の自分もいろんなものを作ったり、活用させたりしていたなぁと、このえほんを読みながら「ムフフ」な気分になったのです。
例えばね、わかりやすいところで言えばスーパーのレジ袋。
風船くらいは誰もがやったかな。ここではそれに加えて、「水着」や「おんぶひも」などに変身ささてしまう。
穴の開いたくつしたは「ぬいぐるみの洋服」 ←これは自分もやった。
テイッシュの箱とトイレットペーパーを合体させた「掃除機」。
メロンのネットで「ニット帽」。
と、言った感じで続々と女の子の創作活動は続きます。 その様子がとても楽しそう。その数80!! この中からどの作品が一番かを考えるみたいですよ。
わたしはポッキーと思われる空き箱と紐で作る「ポシェット」かな。 とってもエコだし、ちょっと可愛い。
リサイクルが叫ばれている昨今。 まだまだ使えるよ?と、物たちが騒いでいる。 ごみ箱に入れる前に、「これ何かに使えるかな?」なんて立ち止まることを教えてくれる一冊。そして、こどもの創作意欲も掻き立ててくれる一冊でもありました。