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【レビュー】みにくいむすめ:レイフ・マーティン

 

 

 

いつか報われるはなし、物語ではその道のりが険しければ険しいほど、報われた時の場面は盛り上がる。

 

みにくい妹と意地悪な姉たち。

この組み合わせで浮かぶはあの「シンデレラ」。

 

このお話は、インディアンのアルゴンキン族に伝わる不思議なシンデレラの物語です。

 

しかし、王子なる人物は本家とはちょっと違う。

この村の女たちがこぞって結婚したがっている謎の男とは?

立派で、お金持ち。力持ちで、りりしい顔をしている。  ・・・・らしいのです。

 

でもでも、その姿を見ることが出来ないのです。

見える人が唯一結婚できるとされている。

 

そこで、姉たちはウソをついてでも結婚しようと試みるのですが・・・。

 

 お察しのとおり、こんなことをして結婚できるわけはありません。

そこで妹もチャレンジするのです。さぁ、このみにくい妹は成功するのでしょうか?

 

               ***********

 

絵本にしてはかなり絵画的な挿絵です。リアルであり幻想的でもあり。

ラストシーンではいつか見たティモテ(古)のCMが思い浮かんでしまった。

・・・って、平成生まれは知らないかぁ。まぁ、雰囲気はあんな感じで美しいです。

 

装丁画もちょっと怖い雰囲気だし、「みにくい」なんて、タイトルからしてすでに不憫すぎるのですが、その分、報われ度は高いので安心して読んでください。

 

 

 

みにくいむすめ (世界の絵本)

 

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みにくいむすめ (世界の絵本)

みにくいむすめ (世界の絵本)

  • 作者: レイフマーティン,デイヴィッドシャノン,Rafe Martin,David Shannon,常盤新平
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 大型本
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