どっち?:キボリノコンノ著のレビューです。
どっち?:キボリノコンノ(講談社)
感想・あらすじ
くやしーーーーー!!
えほんでここまで悔しいなぁーって思ったのはここ最近なかった。
とにかく、ページをめくるごとに「くやしーーー!」が増えて行くばかり。
まったく大人げないとは思うのですが、それだけキボリノコンノさんの作品の
完成度がスゴイのです。
まずは表紙を見てください。
誰が見ても「フランスパン」。
しかーし、どっちかは木製なんですよ。
じゃぁ、どっちが本物か?
これがこのえほんの内容です。
とにかくいろんなものが登場します。
最初はお気楽モードでクイズを楽しんでいましたが......。
これは真剣に挑まないと撃沈してしまうという焦りから、
かなり目を凝らしてがんばりました。ええ、がんばりました。
しかし.....真剣に挑んだからと言って、正解に辿り着ける気がしない。
日を置いて、再度挑んでもまた間違える。もぅーーーー!
ひっかけっぽいのも結構あるし、ほんと難しいのです。
ピスタチオとか、ヨックモックのシガールとか、コーヒー豆とかね。
小さくなればなるほど、「キーーーーッ」ってなる(木だけにね^^;)
(Amazonより)
たぶんね、お子さんと読む大人は、子どもそっちのけで真剣になると思いますよ。
さぁ、あなたもチャレンジしてみて。
対象年齢
年齢問わず。むしろ大人が真剣になる絵本かも!?
キボリノコンノプロフィール
木彫りアーティスト。
1988年生まれ。2021年に趣味で木彫りを始め、「あっと驚くもの」をテーマに作品を制作し、SNSで発表し続けている。「溶けかけの氷」をはじめ、「注がれるコーヒー」や「シガールと袋」など、数多くの作品がTVやインターネットで話題となり、2023年からプロの木彫りアーティストとして本格的に活動を開始。全国各地で展覧会やワークショップなどのイベントを開催。(Amazonより)
合わせておすすめ
キボリノコンノさん、王様のブランチに登場!これらの作品をどのくらいの時間で作っているのか?とか、このえほんについて、興味深いインタビューです。
このサイトが出来る前に書いていた絵本の紹介はこちらにあります!(^^)!