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【レビュー】よるのあいだに:ポリー・フェイバー

 

 

よるのあいだに:ポリー・フェイバー著のレビューです。

 

感想・あらすじ よるのあいだに働いている人ってどんな人?

夜の仕事ということばを聞いて思い出せる職業ってどのくらいあるかな?

パッと出て来るのは....

 

お医者さん、看護師さん、警察官、消防士、警備員さん、最近では24時間やっているコンビニやスーパーの店員さん、ドライバー、夜間清掃員さん....あとは、あとは....。

この絵本は夜に働いているたくさんの人が登場します。

 

いろいろな場所で、いろいろな人々が、いろいろな仕事をしています。

わたしたちが寝ている間に、しっかり起きて生活を守ってくれる頼もしい人々。

明るくなるまで、みんな一生懸命仕事に励んでいます。

 

ページの色が青からオレンジに染まるころ、仕事は朝から働く人にバトンタッチ。

「お疲れ様」

夕方、仕事に出たママは、おうちに帰ってきました。

「おかえりなさい」

 

そして....

「おやすみなさい」

りすさんからのひとこと

最初に思い浮かべた夜に仕事をしている人、どのくらい出てきたかな?こどもたちは私たち以上に、こんなにたくさんの人々が夜に働いてるってこと、知らないだろうねぇ。このえほんを読むと、私たちが寝ている間も支えてくれる人々がいっぱいいるってことがわかるんですよ。嵐の夜も、寒い夜も、蒸し蒸しする夜も....。イラストもカラフルでとても綺麗。夜だけどちょっと出かけたくなっちゃうような...ね。 冊子が付いていて、実際「よるのあいだに」働いている人々のインタビューもあるよ。

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