おねぼうさんはだあれ:片山令子著のレビューです。
人間の朝寝坊は日常茶飯事。
では、動物に寝坊ってあるのかな?
???......と、頭のなかに疑問符が並ぶ。
やっぱりないよね、動物には。時計も関係なさそうだしね。
日が昇れば、起きる。
日が沈めば、寝る。
でもさ、「今日はだるいから、もすこし寝ちゃおう」なんて気分の日はないのかな。
そんな素朴な疑問が沸き上がってきた。
本のなかを覗いてみれば、いる、いる。おねぼうさんたちが!
そう、彼らは冬ごもり中だったのです。春になっても寝ている動物たち。
そうか、これぞ、動物たちの寝坊ということか。
うさぎのミミナちゃんは、そんなお友だちを起こしに行くのです。
「おきて、おきて、もう はるよ。」ってね。
そして、枕元にあるものを置いて行くのです。かわゆい!
さーて、みんな起きて来るかな?
冬眠から春眠へ??
そして、そして、みんなを起こしに行ったミミナちゃん。
最後は、本当に笑かしてくれます。
春の空気が存分に伝わって来るえほんでした♪