感想・あらすじ かっぱ(えほん遠野物語):柳田国男、京極夏彦
河童は陽気な生きものだと思っていた。
ちょっと古いですが「黄桜」のCMにでてくる河童たちの印象が強い。
でも、記憶があやふやだったので調べてみら、頭のお皿だけがかっぱで、あとは普通の大人が裸でお酒を呑んでいました(笑)だからなんかお色気っぽい印象があったのだなぁ。
でも、「遠野物語」の河童はそうではなそうです。
「赤い」
これまた勝手な思い込み。河童はみどり色だと思っていました。
赤いとだいぶ印象も変わるのか、かなり怖い雰囲気です。
ね、この表紙の手だけでも逃げ出したくなります。
さて、遠野の河童はどんな姿なのでしょう。
赤い生きもののようです。
しかも、かなり狂暴そう。大きな馬にまでにもとりつくそう。
でもね、このえほん、なかなか河童の顔や姿が見えてこないのです。
見たい、見たい、早く見たい。
はやくその姿を見せてくれーーー!
やっと見られたその姿は・・・・
意外な姿だったのです。
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遠野では川岸の砂地で足跡を見つけることがあると言う。
猿の足跡に似ているが、ちいさな人間の手の跡にも見える。
河童は今でも遠野のどこかに潜んでいる。
きっと、きっと。
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