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【レビュー】おかあさんだいすき:マージョリー・フラック

 

 

 

「おかあさんだいすき」 と「おかあさんがあんでくれたぼうし」の2編。

どちらも頭に浮かぶ言葉は「プライスレス」です。

 

「おかあさんだいすき」では、少年だにーが、おかあさんのお誕生日に、何をあげようか悩んでいます。さまざまな動物たちに相談するだにー。

 

動物たちは自分たちが用意できるものをだにーに提案しますが、あいにく、ぴったりなプレゼントはありません。なので、相談した動物たちと一緒に探しにいきます。

たくさんの動物を引き連れて探し回るだにー。

 

最後にアドバイスをくれたのは、ちょっと怖いあの動物。

このアドバイスによるプレゼントは、おかあさんもとても喜んでくれたのです。

さて、それは!?

 

「おかあさんがあんでくれたぼうし」は、

あんでるす少年が、おかあさんがあんでくれた帽子をかぶって出かけると、その素敵な帽子を欲しがる人が続出してしまったのです。

 

やがて、その帽子をおうさままでが帽子を欲しがるのですが・・・。

 

あんでるすピンチ!彼はどんな判断をするのでしょうか?

 

どちらの話も、少年の純粋でまっすぐな気持ちが伝わってくるものがあります。

かけがえのないものとはなんだろう? なにがなんでも守り抜きたいだいじなものが眩しく見える素敵なえほんなのです。

 

 

おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))

 

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おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))

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